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HACCPの話

吐息が仄かに白んで冬の訪れを感じる昨今。
空気が乾燥するので風邪をひきやすい季節ですね。
ちなみに冬場に空気が乾燥するのは太平洋側の県ってご存じですか?
筆者は生まれも育ちも関東なので全く知りませんでしたが、日本海に面してる県は冬でも比較的湿度が高いそうな。
詳しいメカニズムは割愛させていただきますが、冬が乾燥するっていうのも全国共通の認識じゃないっていうのは面白いですね。

さて、話を戻して
今年は特に新型コロナウィルスや季節性インフルエンザに注意したいところ。
生活様式が変化し、マスクの着用やアルコール消毒など一人ひとりの衛生観念が高まっているのを日々感じます。

衛生管理といえば弊社の様な食品メーカーも特に意識して取り組んでいます。
喫食者様に安心と安全を届けるのが食品メーカーの義務ですからね。
前置きが非常に長くなってしまいましたが、そんなわけで今回は「HACCP」についての話です。

そもそも「HACCP」ってなに?って思われる方もいるかと思いますので概要を、
“HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。”(参照:厚生労働省ホームページ)
「Hazard(危害) Analysis(分析) and Critical(重要) Control(管理) Point(点)」の頭文字をとってHACCPですね。

要約すると、食品を加工・製造する工程で起こりうる問題(異物混入など)をリストアップして、問題が発生しないように工程を管理しましょうという管理方法です。
各工程で温度などの記録を残すことによって、原因の追究と対策が容易になります。

海渡のさいたま工場は本年6月に一般社団法人日本食品認定機構が制定している「水産食品加工施設HACCP認定制度」の認定を取得しました。
しっかりとした衛生管理の基、お客様に安心で安全な商品をお届けできるように努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

㈱海渡